ストレスの蓄積



大人ニキビを患う人が増えた原因のひとつとして、まず「ストレス」があげられます。このストレスには、脳内で分泌される「アドレナリン」という物質が大きく関わってきます。アドレナリンとは精神的・身体的に興奮状態になったときに急上昇するホルモンの一種です。

働く女性たちが職場で感じるプレッシャー、上司とのやり取り、夜中まで続く厳しい残業などでアドレナリンが大放出され、それにより男性ホルモンのアンドロゲンが過剰分泌となり、肌がの油分が極端に増えます。過剰な脂はにきびの発祥を促進します。

女性にも男性ホルモンがあるの?と驚く方もいるかとおもわれますが、女性にも男性ホルモンはきちんとあります。思春期にきびは女性ホルモンと男性ホルモンのバランスが不調になるから発祥するといわれていますが、大人にきびは男性ホルモンの密度が高濃度になるために発祥してしまうといわれています。だから、顎下や口の周辺など、男性でいう髭が生える部分ににきびができやすくなるんですね。

そしてそんなストレスで痛んだ肌に、睡眠不足などの身体的疲労がくわわって、免疫力が低下。毛穴も詰まりやすくなり、ついにニキビができてしまう…というわけです。

つまり、大人ニキビを作らないためにはストレスを感じなければいいということです。
しかし、この現代でうまくストレスを避けて生活することはまず不可能でしょう。働いている方ならなおさらです。

そこで、ストレス性の大人ニキビでは、どのようにそのストレスを発散させるか、というポイントが鍵になってきます。
これはもう生活習慣の領域ですが、とにかく睡眠をとること。時間は短くても、深い睡眠をとることが大事です。肌は眠っているあいだに組織のメンテナンスをします。
また、寝つきが悪い方などは、就寝前に軽い運動をして適度に身体をほぐしたり、アロマなどでリラックス状態を作ってみるのもいいでしょう。

しかし一番大事なのは、我慢できないようなことや、嫌なことをできるだけ一人で抱え込まないようにすることです。ストレスニキビは、あなたの心に溜まったストレスが吹き出物として外側に現われたものともいえます。責任感の強い女性などはとくにストレスを抱え込む傾向にあるので、あまり気負いすぎず、自分のペースで日々を過ごすよう心がけましょう。
また、休養できるときはきちんと休養し、肉体だけではなく精神面もリラックスさせてあげることが大切です。